二十四節気では「白露」とは言え、朝夕の涼しさをなかなか実感できないこの頃です。この猛暑の夏、オフィスビルの立ち並ぶ麻布台界隈ではありますが、8月11日に西久保八幡神社の御神輿の渡御が行われました。住民は少ないエリアではありますが、オフィスを構える企業の社員さんや消防署・警察署のご協力も頂き無事大きな御神輿を担ぎ終えることが出来ました。皆それぞれ昔の町名や八幡神社名の入った半纏を着て想像以上に盛り上がりを見せていました。大勢のインバウンド見物客も盛り上がりの一端を担っていたようです。担ぎ手の勢いが、その場のパワーの盛り上がりと一体感を醸し出し、正に日本文化を体現していて、見物しているだけでも面白かったです。次回は2年後ですが、住人だけではなくその街に関わる人達の気持ち次第で“お祭り”と言う文化は継承されてゆくのかもしれないと思いました。
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